2023年9月30日~10月1日開催
大会テーマ AI時代の情報活用能力
第5回AI時代の教育学会年次大会・第8回日本アクティブ・ラーニング学会研究大会合同大会を開催できることを大変うれしく思います。 今年度の年次大会から、日本アクティブ・ラーニング学会と合同で実施していくことになりました。今後、両学会の学会員によって知の相互交流が実現し、研究及び実践が益々進展し、学校教育を始めとして社会全体に還元されると期待するところです。 さて、学習指導要領が各校種において全面実施(高等学校は年次進行中)となり、1人1台端末や高速大容量のネットワーク等のICT環境は、小学校・中学校に加え高等学校においても実現しようとしています。このような状況下において、学習者中心の学びの実現がより一層強く求められています。 広い視野に立てば、世界人口はアジア・アフリカの人口増を中心に2100年には110億人に達すると予測される中、一方で我が国の人口は、すでに2004年にピークアウトし、その後、推計を上回る速度で減少の一途をたどっています。今、目の前にいる子どもたちが、その生涯を終えようとする2100年、我が国の人口はいよいよ4000万人を割り込むという予測も示されています。 人口が現在の半数以下になったとき、我が国の様子は一変することでしょう。このような世の中において、どのような問題が起こりうるかを予測することは、極めて困難です。これからの時代において、資質・能力(コンピテンシー)の育成が求められるのは、必然といえます。 そして今、この資質・能力を、効率的・効果的に子どもたちが獲得していく学び方として「探究的な学び」が注目されています。探究的な学びは教科を問わず重視される学びであり、学習者中心の学びです。この探究的な学びを実現する際に、不可欠な資質・能力、換言すれば「学習の基盤となる資質・能力」に位置づけられたものが「情報活用能力」です。 今大会では、この情報活用能力をテーマに掲げました。かねてからその重要性が指摘され、現在注目される情報活用能力であるものの、探究を進める際の情報活用、プログラミング、情報セキュリティー、AIを活用する際の倫理的問題を含め内容は多岐に渡ります。また教育方法的な視点から見ると、教育実践上の課題も散見されます。 幸いにも両学会は、これまでに述べてきたような動きや課題に関連する企業に多く参画していただいています。また、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校等の学校現場の教師、教育委員会関係者、研究者(大学教員)、企業関係者という多様な立場の会員から構成されています。年次大会では、多様な視点から、AI時代の教育の現状及び将来について自由闊達な議論ができる機会になればと願っております。 なお、今年度の年次大会は対面開催を基本とし、一部オンラインによる発表も可としています。学会としてコロナウィルス感染症への対策(密を避けるような会場設営・アルコールの準備等)はできる限り実施しますが、対面参加者の方々のご協力もどうぞよろしくお願いいたします。
大会委員長:小林祐紀(茨城大学)
大会副委員長(大会実行委員長):安井政樹(札幌国際大学)
大会委員:
石田年保(松山市立椿小学校)
加藤直樹(東京学芸大学)
白戸治久(英語運用能力評価協会、日本アクティブ・ラーニング学会)
杉原亨(淑徳大学、日本アクティブ・ラーニング学会)
津金秀和 ((株)朝日出版社、日本アクティブ・ラーニング学会)
難波俊樹(東京富士大学、日本アクティブ・ラーニング学会)
前田康裕(熊本大学大学院)
会場:東京富士大学(原則対面開催・一部、一般研究発表のみオンライン発表あり(予定))
【1日目】2023年9月30日(土曜日)
11:00 合同理事会
12:00 一般参加者受付開始
ーー
13:00 開会挨拶及び会場に関する注意
13:05 両学会長の挨拶
13:20 特別企画Ⅰ(AI時代の教育学会主催)
移動、企業展示20分
15:10 一般研究発表1
16:40 1日目終了予定
ーー
17:30 懇親会
【2日目】10月1日(日曜日)
9:00 一般参加者受付開始
ーー
10:00-11:15 招待講演 「AI時代の情報活用能力を再考する」
11:15 企業プレゼン(各企業2分を予定)
11:45 昼食休憩
12:00 AI時代の教育学会総会・日本アクティブラーニング学会総会(別開催)
12:40 特別企画Ⅱ(日本アクティブラーニング学会主催)
移動、企業展示20分
14:30 一般研究発表(90分)
16:00 閉会行事(優秀研究賞表彰式、閉会挨拶、次回大会への引き継ぎ)
16:15 2日目終了予定
招待講演 「AI時代の情報活用能力を再考する」

特別企画Ⅰ
(調整中:詳細が決定次第 ご案内します)
特別企画Ⅱ
(調整中:詳細が決定次第 ご案内します)
企業展示
(調整中:詳細が決定次第 ご案内します)
申し込み
参加申し込み 2023年5月1日〜2023年9月25日
研究発表申し込み 2023年6月1日〜2023年8月31日
*申込み時 タイトル、発表者(共著者も含む)の情報は必須
一般研究 原稿締切 2023年8月31日
研究発表申込について
- 第一筆者は,どちらかの学会員であることが必須です。
- 学会員でない方は,発表申込時点までに入会手続きを済ませてください。
AI時代の教育学会入会手続き・日本アクティブラーニング学会入会手続き - 入会手続き中の方は、その旨を申し込みフォームの備考欄に記載してください。
- 会員1名が第一筆者として発表できる件数は一般研究1件です。
原稿作成時の注意
- 原稿フォーマットにしたがって,テンプレートを用いて作成してください。
→ テンプレートはこちら(AI時代の教育学会・日本アクティブラーニング学会)。 - ページ数は2ページとします。
- ページ番号は付けないでください。
- DOCファイル、およびそれをPDFに変換したファイルの2つをお送りください。
- 年次大会委員会では,体裁の修正等は行いませんので,ご注意ください。
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