2023年度 第1回研究会(第二報)

研究会委員会 担当:松下 幸司(香川大学)
研究会委員長:佐藤 幸江(放送大学)

■テーマ : ChatGPTなど生成系AIと教育

 このところ報道でも取り上げられることの多い、ChatGPTなどの生成系AI。様々な創作活動において、人間を凌駕するアウトプットが得られることに不安の声があがっています。小学校では読書感想文、また大学など高等教育機関・研究期間では論文執筆などにおける、ChatGPTなど生成系AIの「望まれない活用の姿」に関する指摘が噴出しており、文科省ではChatGPTの利用指針が令和5年度中にも打ち出されるようです。
 その一方、中央・地域の行政機関においては、提出書類など確認作業において、ChatGPTなどの生成系AIを利用し、職務の精度を高めたり、働き方改革に繋げたりする動きも出ています。
今、教育現場で・教育研究において、ChatGPTなど生成系AIと どのように向き合えばよいのか、関心度が高まっていることと思います。今回の研究会では、ChatGPTなど生成系AIの教育における利活用に関する講演とシンポジウムの場を設定し、生成系AIにお詳しい先生方や生成系AIを用いて教育実践を試みられた先生方にご登壇いただき、生成系AIの動向や可能性、課題などについて、ご講話・討議をいただきます。
 今回の研究会を通して、ChatGPTなど生成系AIをこれからの教育活動にどのように利活用すればいいのか、皆様とともに「AI時代のこれからの教育」について学び、考えたいと思います。どうぞ奮ってご参加ください。

■日 時 : 2023年6月25日(日曜日) 13:30~16:30(予定)
■会 場:オンライン
※参加登録された方の電子メールアドレス宛に、ZoomのアクセスURL等の情報をご案内いたします。
■内 容:講演、シンポジウム
■タイムテーブル (予定)
13:00  オンラインアクセス受付開始
13:30  開会行事(開会挨拶、今回の研究会の趣旨説明など)
13:40~14:30 (50分間)
 講演「ChatGPTなどの生成系AIがもたらす未来社会と教育」
 講師:遠藤 太一郎 先生(東京学芸⼤学 教育AI研究プログラム 准教授)
14:40~14:50 (休憩)
14:50~16:20 (90分間)シンポジウム
 「生成系AIで教育は変わるのか?~ 今・これから、我々が子どもたちにすべきことは…!? ~」
 実践者の立場から:安井政樹先生(札幌国際大学/元北海道公立小学校・札幌市立小学校教諭)/安藤昇先生(青山学院中等部・高等部)
 研究者の立場から:赤堀侃司先生(東京工業大学名誉教授、(一社)ICT CONNECT21会長、本学会名誉会員)
 講演者の立場から:遠藤 太一郎先生(東京学芸大学)
 コーディネーター: 津下 哲也先生(姫路大学)
16:20 閉会行事(本研究会総括、閉会挨拶、事務連絡など)
16:30 終了予定

■参加費 : 無 料  ※本研究会は、学会員・非学会員を問わず、参加できます。
■参加申込方法 : 下記のフォームに必要事項を入力・送信し、お申込みください。
 https://forms.gle/Qi6VttqVLzP6Prn49
※ 申込締切は、2023年6月22日(木)です。左記締切までにお申し込みいただきました皆様には、登録メールアドレス宛に、6月23日(金)を目途に、本研究会zoomアクセスURL等の情報を送信します。

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