2021年6月25日
研究会委員長 佐藤幸江(放送大学)
2021年6月19日(土),AI時代の教育学会2021年度第1回研究会を,オンラインにて開催いたしました.約60名の方々の参加を得て,無事に終了することができましたことをご報告させていただきます.
本研究会では,G I G Aスクール構想時代を迎え,1人1台端末を活用した実践,特に,学習者の主体的活用を促すための学習者用デジタルコンテンツに着目してテーマを設定いたしました.
7件の研究発表においては,年次大会同様に,発表者1人1当たりの持ち時間を20分とし,研究内容を丁寧に報告する時間と質疑の時間を確保いたしました.学習者用デジタル教科書やA Iドリルの活用,現場からの働き方改革等の実践研究からA I倫理に渡る,本学会ならではの広い研究分野をカバーするご発表があり,各分科会ともに活発な議論や次の研究への示唆のあるご意見が出されていました.
パネルディスカッション「学習者用デジタル教科書・デジタルノートの現在」においては,本研究会担当である松下先生によるコーディネートのもと,「デジタル教科書の現在」「活用事例の紹介と今後の課題」,そして「学習者用デジタル教科書・デジタルノートの未来像」等,ご登壇の皆様のそれぞれの立場から意見表明がありました.さらには,赤堀侃司会長に総括をいただき,実りの多いセッションとなりました.
なお,時間の関係で,担当者の本研究会総括の時間がとれませんでした.詳細のご報告にかえさせていただきます.
本研究会では,不慣れなオンライン開催のため,入室等で大変にご迷惑をおかけしました.心よりお詫び申し上げますとともに,ご参会の皆様の温かいご支援とご協力により,何とか無事に終えられましたことを改めて感謝申し上げます.
最後になりましたが,本大会は研究会委員会副委員長の松下幸司先生(香川大学),委員の山口眞希先生(金沢学院大学),小林輝美先生(杏林大学),オンライン業務担当の金森紀博様,AI時代の教育学会事務局他多くの皆様のご協力で実施することができましたことを申し添えます.今後の本学会の益々の発展を祈念しつつ,皆様の第2回研究会へのご参加をお願い申し上げます.
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