AI時代の教育学会2021年度第2回研究会 報告

研究会委員  山口眞希(金沢学院大学)

 2022年3月13日(日)、AI時代の教育学会2021年度第2回研究会をオンラインにて開催いたしました。約50名の方々の参加を得て、無事に終了することができましたことをご報告させていただきます。
 
 本研究会は、「G I G Aスクール元年」と言われる今年度、全国各地で学習者1人1台端末の効果的な活用をめざして実践が積まれている中、情報モラル教育への関心が高まっていることを受け、「一人一台端末時代の情報モラル教育」というテーマを設定いたしました。
 
 冒頭の赤堀会長のご挨拶では、現在のロシア・ウクライナ情勢を受け、情報を多面的・批判的に吟味する力を身につけることの必要性についてお話をいただきました。その後、中橋雄先生(日本大学)をコーディネーターに、安井政樹先生(札幌市立幌北小学校)、郡司直孝先生、(北海道教育大学附属函館中学校)、佐和伸明先生(千葉県柏市立手賀東小学校校長)にご登壇いただき、120分のシンポジウムを実施しました。研究者、小学校教員、中学校教員、そして管理職というそれぞれのお立場から、多岐にわたる話題を提供いただきました。
 
 また、ご参会の皆様からはチャット欄を通じて質問や感想を記入していただきました。家庭への端末持ち帰りの際のネットとの関わり方、子ども同士のオンライン上での交流をどこまで認めるか、情報モラル教育のための教材をどう選定するか、指導の内容や頻度について職員間でどう共有するかなど、チャット欄に書かれた問いをもとにさらに活発な議論がなされ、実りの多いセッションとなりました。
 
 最後に、佐藤幸江研究会委員長(放送大学)から本研究会の総括として、一人一人がよりよい社会の担い手となるために、新しい時代に対応した情報モラル教育を学校・研究者・企業がそれぞれの立場から考え、共有することの大切さについて示唆をいただきました。
 ご参会の皆様の温かいご支援とご協力により、無事に終えられましたことを改めて感謝申し上げます。
 
 最後になりましたが、本大会は研究会委員長の佐藤先生、副委員長の松下幸司先生(香川大学)、委員の小林輝美先生(杏林大学)、AI時代の教育学会事務局他多くの皆様のご協力で実施することができましたことを申し添えます。  
 今後の本学会の益々の発展を祈念しつつ、皆様の次年度研究会へのご参加をお願い申し上げます。

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