第5回AI時代の教育学会年次大会・第8回日本アクティブ・ラーニング学会研究大会 合同大会

【お礼】本大会は、盛会のうちに終了することができました。AL学会との合同開催により大学等の研究者・企業・教育委員会・小中高等学校の教員等、様々な立場の方々が参加してくださいました。一般研究発表、専門研究会では活発な議論が行えたと思います。招待講演、特別企画では、大会テーマ『大会テーマ AI時代の情報活用能力』について皆様に少しでも有益な情報・視座をご提供できたでしょうか。少人数での運営のため、行き届かなかった部分もあるかと思いますが、ご参加いただいた皆様のご協力もあり、大きな事故もなく無事を終えることができました。最後にアナウンスしましたように、来年度第6回の年次大会を予定しております。開催時期については決まり次第、本学会ホームページ等でアナウンスを行います。皆様からのご発表、ご参加をお待ちしております。最後に、本大会にご協賛いただいたスズキ教育ソフト様、株式会社大修館書店様に感謝申し上げます。

2023年9月23日~9月24日開催
【参加者・発表者の皆様へ】
 ・会場は、東京富士大学の5号館(原則対面開催)です。https://www.fuji.ac.jp/access/
 ・発表集録はこちら (アクティブラーニング学会予稿集はこちら
 ・研究発表者への連絡事項はこちら
【大会申込は9月18日まで】※申し込みサイトに不具合があったため1日延長しています。
 ・学会員でなくても、広く参加できますので、ぜひご参加ください。
 ・お申し込みはこちら→AI時代の教育学会年次大会 | Peatix

大会テーマ AI時代の情報活用能力

 第5回AI時代の教育学会年次大会・第8回日本アクティブ・ラーニング学会研究大会合同大会を開催できることを大変うれしく思います。
 今年度の年次大会から、日本アクティブ・ラーニング学会と合同で実施していくことになりました。今後、両学会の学会員によって知の相互交流が実現し、研究及び実践が益々進展し、学校教育を始めとして社会全体に還元されると期待するところです。
 さて、学習指導要領が各校種において全面実施(高等学校は年次進行中)となり、1人1台端末や高速大容量のネットワーク等のICT環境は、小学校・中学校に加え高等学校においても実現しようとしています。このような状況下において、学習者中心の学びの実現がより一層強く求められています。
 広い視野に立てば、世界人口はアジア・アフリカの人口増を中心に2100年には110億人に達すると予測される中、一方で我が国の人口は、すでに2004年にピークアウトし、その後、推計を上回る速度で減少の一途をたどっています。今、目の前にいる子どもたちが、その生涯を終えようとする2100年、我が国の人口はいよいよ4000万人を割り込むという予測も示されています。
 人口が現在の半数以下になったとき、我が国の様子は一変することでしょう。このような世の中において、どのような問題が起こりうるかを予測することは、極めて困難です。これからの時代において、資質・能力(コンピテンシー)の育成が求められるのは、必然といえます。
 そして今、この資質・能力を、効率的・効果的に子どもたちが獲得していく学び方として「探究的な学び」が注目されています。探究的な学びは教科を問わず重視される学びであり、学習者中心の学びです。この探究的な学びを実現する際に、不可欠な資質・能力、換言すれば「学習の基盤となる資質・能力」に位置づけられたものが「情報活用能力」です。
 今大会では、この情報活用能力をテーマに掲げました。かねてからその重要性が指摘され、現在注目される情報活用能力であるものの、探究を進める際の情報活用、プログラミング、情報セキュリティー、AIを活用する際の倫理的問題を含め内容は多岐に渡ります。また教育方法的な視点から見ると、教育実践上の課題も散見されます。
 幸いにも両学会は、これまでに述べてきたような動きや課題に関連する企業に多く参画していただいています。また、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校等の学校現場の教師、教育委員会関係者、研究者(大学教員)、企業関係者という多様な立場の会員から構成されています。年次大会では、多様な視点から、AI時代の教育の現状及び将来について自由闊達な議論ができる機会になればと願っております。
 なお、今年度の年次大会は対面開催を基本とし、一部オンラインによる発表も可としています。学会としてコロナウィルス感染症への対策(密を避けるような会場設営・アルコールの準備等)はできる限り実施しますが、対面参加者の方々のご協力もどうぞよろしくお願いいたします。

大会委員長:小林祐紀(茨城大学)
大会副委員長(大会実行委員長):安井政樹(札幌国際大学)

大会委員:
石田年保(松山市立椿小学校)
加藤直樹(東京学芸大学)
白戸治久(英語運用能力評価協会、日本アクティブ・ラーニング学会)
杉原亨(淑徳大学、日本アクティブ・ラーニング学会)
津金秀和 ((株)朝日出版社、日本アクティブ・ラーニング学会)
難波俊樹(東京富士大学、日本アクティブ・ラーニング学会)
前田康裕(熊本大学大学院)


会場:東京富士大学(原則対面開催)会場は、5号館です。
〒161-8556 東京都新宿区下落合1-7-7 R山手線 「高田馬場駅」下車徒歩3分 東京メトロ東西線 「高田馬場駅」下車徒歩3分 西武新宿線 「高田馬場駅」下車徒歩3分/「下落合駅」下車徒歩8分 https://www.fuji.ac.jp/access/

【1日目】2023年9月23日(土曜日)

11:00 合同理事会
12:00 一般参加者受付開始
ーー
12:45 開会挨拶及び会場に関する注意
12:50 両学会長によるオープニングトーク 521教室(2階)
13:30 特別企画Ⅰ(AI時代の教育学会主催)80分 521教室(2階)
テーマ「AI時代における国語教育」はどうなる、どうする
コーディネータ
 ・前田康裕(AI時代の教育学会年次大会委員)
パネリスト 
 ・中川一史(AI時代の教育学会会長)
 ・中橋 雄(AI時代の教育学会副会長)
 ・浦部文也(横浜市立荏子田小学校)
    

 移動、企業展示20分
15:10 一般研究発表1(90分)
522教室(2階)523教室(2階) 532教室(3階)534教室(3階)
 ①15:10-15:35 ②15:40-16:05 ③16:10-16:35

16:50 SIG(専門研究グループ)
521教室(2階)【未来探究専門研究グループ】
531教室(3階)【コンピュータサイエンス専門研究グループ】
18:20 1日目終了予定
ーー
18:30 懇親会

【2日目】9月24日(日曜日)

  9:00 一般参加者受付開始
ーー
10:00-11:15 招待講演 「AI時代の情報活用能力を再考する」521教室(2階)

11:15 企業プレゼン(各企業2分を予定)
11:45 昼食休憩
12:00 AI時代の教育学会総会521教室(2階)・日本アクティブラーニング学会総会(別開催)
12:40 特別企画Ⅱ(日本アクティブラーニング学会主催)90分521教室(2階)
テーマ「AI時代における外国語(英語)教育」どうなる、どうする
コーディネータ 米田 謙三 (日本アクティブ・ラーニング学会 会長)
パネリスト 
 ・髙橋一也(神田外語大学、株式会社Laboro教育事業最高責任者)
 ・唐澤 博(芝国際中学校・高等学校[旧・東京女子学園中学校高等学校]英語科 先端学習オーガナイザー)
 ・田中忠司(日大櫻ヶ丘高校 情報科主任)

     移動、企業展示20分
14:30 一般研究発表2(90分)
522教室(2階)523教室(2階) 532教室(3階)534教室(3階)
 ①14:30-14:55 ②15:00-15:25 ③15:30-15:55

16:00 閉会行事(優秀研究賞表彰式、閉会挨拶、次回大会への引き継ぎ)521教室(2階)
16:15 2日目終了予定


招待講演 「AI時代の情報活用能力を再考する」

東北学院大学 文学部教授 稲垣 忠 氏

特別企画Ⅰ
 テーマ「AI時代における国語教育」はどうなる、どうする

 コーディネータ 前田康裕(AI時代の教育学会年次大会委員)
 パネリスト 中川一史(AI時代の教育学会会長)
       中橋 雄(AI時代の教育学会副会長)
       浦部文也(横浜市立荏子田小学校)
       
特別企画Ⅱ
 テーマ「AI時代における外国語(英語)教育」どうなる、どうする

 コーディネータ 米田 謙三 (日本アクティブ・ラーニング学会 会長)
 パネリスト 髙橋一也(神田外語大学、株式会社Laboro教育事業最高責任者)
       唐澤 博(芝国際中学校・高等学校[旧・東京女子学園中学校高等学校]英語科 先端学習オーガナイザー)
       田中忠司(日大櫻ヶ丘高校 情報科主任)

SIG(専門研究グループ)セッション
【未来探究専門研究グループ】(アクティブラーニング学会と合同)
・リーダー: 小粥幹夫 ひとつなぎの会
・サブリーダー: 難波俊樹 東京富士大学
 令和4年度AL学会とAI学会の共同活動としてスタート、「探究支援と普及」を目指して、毎月定例のミーティングを開催、2つの事業を推進するとともに、両学会のイベントの機会を活用してセミナーを開催してきた。今後これらの活動の広報活動を積極的に推進するとともに、文科省や経産省の活動との連携を図り、現場の先生を巻き込み、意見集約の場とすることを目指す。9月30日はシンポジウム開催と位置づけ、「探究・STEAMの」意義と推進」(仮)をテーマに会員への浸透を図る。

【コンピュータサイエンス専門研究グループ】
・リーダー 三浦謙一 国立情報学研究所
・サブリーダー 廣野清美 (株)講談社パル
 国立情報学研究所で行うコンピュータサイエンスパークを最大の発表の場とし課題を解決するための取り組みや考え方を様々な分野の方々、地域の方々も交え実践を伴った研究をしている.2023年6月3日にリアル開催したコンピュータサイエンスパークの概要、ねらい 今後の展望とそこで行ったロボットでのプログラミング,算数,ダンスなど参加者に体験いただく。

企業展示
スズキ教育ソフト株式会社
株式会社大修館書店


発表集録

研究発表者の皆様へ

アクティブラーニング学会予稿集

申し込み

 参加申し込み ~2023年9月17日(日)23:59締め切り
  ➡申し込みはこちらから

 一般研究発表申し込み・原稿締め切り
2023年8月31日(木)締め切り 2023年9月7日(木)に延長します!
  ➡申し込み・ファイル提出はこちらから           
  ※研究発表をお申し込みの方も、上記の「参加申し込み」が必要です。


研究発表申込について

  1. 第一筆者は,どちらかの学会員であることが必須です。
  2. 学会員でない方は,発表申込時点までに入会手続きを済ませてください。
     AI時代の教育学会入会手続き日本アクティブラーニング学会入会手続き
  3. 入会手続き中の方は、その旨を申し込みフォームの備考欄に記載してください。
  4. 会員1名が第一筆者として発表できる件数は一般研究1件です。

原稿作成時の注意

  • 原稿フォーマットにしたがって,テンプレートを用いて作成してください。 
      → テンプレートはこちら(AI時代の教育学日本アクティブラーニング学会)。
  • ページ数は2ページとします。
  • ページ番号は付けないでください。
  • DOCファイル、およびそれをPDFに変換したファイルの2つをお送りください。
  • 年次大会委員会では,体裁の修正等は行いませんので,ご注意ください。

5 COMMENTS

渡辺杏二

本日の午前中に、第5回年次大会のデータをフォームより提出させていただきましたが、午後2時30分頃に訂正版を送り直させていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。

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eduaiera

返信が遅くなり申し訳ございません。
2回のお申込み、確認できております。
後から提出された方を採用しておりますのでご安心下さい。

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