【日本AL学会第7回全国大会】【AI時代の教育学会2022年度第2回研究会】合同開催<最終案内>

研究会委員長:佐藤幸江(放送大学)

■テーマ:「AI時代のアクティブ・ラーニング」

 グローバル化や人工知能・AIなどの技術革新が急速に進むと共に,人口減少・少子高齢化・地球規模の自然災害等の課題が山積し,予測困難なこれからの時代。技術や知識の激しい変化を上回るスピードで人に投資し続けないと,知識が陳腐化し人的資本の水準を維持できないと言われています.そのような時代を生きる子どもたちには,自ら課題を見つけ,自ら学び,自ら考え,自ら判断して行動し,よりよい社会や人生を切り拓いていく力が求められます.学校での学びを通じ,子どもたちがこのような「生きる力」を育むために,学習指導要領が改訂され,小学校では2020年度,中学校では2021年度から,高等学校では2022年度の入学生から全面実施されました.学習指導要領では,資質・能力の 3 つの柱が提起され,それらを育むために,「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」の視点からの授業改善が重要視されています.それと同時期に,GIGAスクール構想によって児童生徒1人1台の学習者用コンピュータとネットワークが整備されました.また教師の働き方改革の観点からは,教員以外の人材が教育を支援していくことの重要度が増してきています.

 このような背景の中,本当に必要な学びとはどのようなものであるのか,予め答えの用意できない問いが,私たち教育に関わる大人たちに突きつけられています.今,私たち大人は,何をどのように考え,どのように動いていったらいいのでしょうか.まさに,子どもたちが学習者として学び続けることが求められているように,私たちも一人の学習者として,学び続ける必要があるということでしょう.【日本アクティブ・ラーニング学会第7回全国大会】【AI時代の教育学会 2022年度第2回研究会】では,新しい情報と出会える場となるように,基調講演,研究及び実践研究,シンポジウムをセッティングいたしました.ぜひこのような機会への参加をご検討いただき,広く情報を得られると共に,積極的なディスカッションをし,考え問い続けていくことを期待いたしております.

■日時:2023年3月21日(火:祝)10:00〜17:00

■会場:東京女子学園中学校・高等学校(4月から芝国際中・高)

会場とオンラインのハイフレックス開催

・住所:〒108-0014 東京都港区芝4-1-30
・JR 山手線・京浜東北線「田町駅」徒歩5分,都営浅草線・三田線「三田駅」徒歩2分,都営大江戸線「赤羽橋駅」徒歩10分
https://www.shiba-kokusai.ed.jp/

■申し込み:会員・非会員ともに参加費無料(以下より参加登録が必要です)
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01a9q1g8qgu21.html

■ プログラム(詳細)

【午前の部】

◯10:15 〜10:30 <多目的室>  開会挨拶・会場校挨拶

◯10:30〜11:30<多目的室> 基調講演「AI時代のアクティブ・ラーニング」
 赤堀 侃司 氏(東京工業大学名誉教授、AI時代の教育学会会長)

◯11:30〜12:00  <多目的室他> 総会

◯12:00〜13:00  昼休み,企業プレゼン(各教室・オンラインにて動画配信)

【午後の部】

◯13:00〜15:00<605教室>研究・実践発表(A I時代の教育学会)

・安井政樹(札幌国際大学)「ChatGPTを活用した道徳学習の試行 」

・中村亮健(愛知教育大学教育学研究科)「Society5.0に向けた小学校段階 におけるAIリテラシー教育実践の効果―非認知能力に着目した 授業実践に焦点を当てて― 」

◯15:15〜16:45<多目的室>パネルディスカッション

「AI時代のアクティブ・ラーニングとは」
 五十棲浩二 氏(経済産業省商務・サービスグループ サービス政策課 教育産業室長)
 河添健 氏(東京女子学園中学校・高等学校校長、慶應義塾大学名誉教授)
 中川一史 氏(放送大学教授、AI時代の教育学会副会長)
 米田謙三 氏(関西学院千里国際中高等部教諭、日本アクティブ・ラーニング学会会長)
 他 登壇者調整中

 コーディネーター:石井 雅章 氏(神田外語大学教授)

◯16:50〜17:00 <多目的室>  諸連絡/閉会挨拶

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