【日 時】 | 令和5年3月3日(金)13:30~15:30 |
【実施方法】 | オンライン |
【参加費】 | 無料 |
【申 込】 | https://forms.gle/FNqj6QLJixAzdUCaA |
講演1 13:30~13:50 AIとデータサイエンスを学んだのは 国藤 進(北陸先端科学技術大学院大学名誉教授) 略歴 東京工業大学院制御工学科修士課程卒、富士通㈱国際情報科学研究所入所、18年間在籍のうち後半の11年間は第五世代コンピュータ・プロジェクトに従事。1992年北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科教授。1998年同大学院大学知識科学研究科教授に移籍。情報科学センター長、知識科学研究センター長、知識科学研究科長、副学長を歴任。定年後、特任教授、客員教授等を経て、名誉教授、非常勤講師。東京工業大学 博士(工学) 講演概要 東京工業大学3年時に川喜田二郎の第1回黒姫移動大学に参画。移動大学のための教科書であ川喜田二郎・牧島信一編著「問題解決学 KJ法ワークブック」の部分執筆。この本を日本の統計学の生みの親である北川敏男九州大学教授に謹呈したところ、北川先生が富士通㈱の国際情報社会科学研究所を作られ、その立ち上げのお手伝いをする。 そこで記号処理言語Lispでパズルを解いていたら、その親戚言語Prologで1982年にAIの国家プロジェクトが始まる。そこでの活躍が認められ、北陸先端科学技術大学の奉職する。富士通ではデータサイエンスである統計的品質管理の方法論をまなぶ。プログラムのテストパス解析システムやコンパイラー技術等をまなぶ。 |
講演2 13:50~14:30 薬学系・医療系大学向け、初年次:AI リテラシー教育の実践事例報告 多賀万里子((一社)ファースト・スター・プロジェクツ ソリューション・ディレクター) 略歴 タクシーやトラック無線システム、カード決済システムのシステムの開発、多様な教育研究システムの開発や企画の経験を経て現在は、国内DXビジネス企業に勤務しており、新ビジネス企画兼AIコンサルタント兼システムエンジニアとして従事。 教育系のAIや、医療・バイオ・創薬系のAIの提案を中心に活動。 熊本大学大学院社会文化科学研究科教授システム学専攻 修士(教授システム学)。 講演概要 医療ビジネスの現場では、今後、ますますデータサイエンスの活用が重要視されていくことになる。 特に、データの取り扱いに注意しながら、適切に分析していくことが求められていくことになる現場の一つである。 今回、将来、薬剤師や医療ビジネスの現場で働くことを目指す大学生向けに、データサイエンス教育(リテラシーレベル)をインストラクショナル・デザインの視点から設計し、提供したので、学習モチベーション分析も含め、事例紹介を行う。 |
講演3 14:30~15:10 「普通科教育・一般教養科目としてのAI・データサイエンス教育」 安松 健(大阪教育大学特任准教授) 略歴 大手金融機関にてニューラルネットワークを活用した不正検知システムの運用・開発などを担当した後、人材開発事業会社にてジネスリーダーの開発に従事。現職はAIコンサルタントとして、調査、UXデザイン、機械学習までを担当。日本創造学会理事、京都大学経営管理大学院サービス・イノベーション& デザイン領域修了 博士(経営科学)。 講演概要 ノーコード・ノンプログラミングの無料ツールの普及は目覚ましく、ノンエンジニア・非専門家がAI技術を利用できる時代、文系学生も含めた一般教養としてのAI教育が求めれるが、それは専門教育の簡易版・入門編をすればよいわけでは必ずしもない。教育目的が異なるからである。そこで今回は、プログラミング言語を一切使わないプログラミング思考の授業、数理統計知識を一切使わないAI授業の実践例などを紹介する。 |
15:10~15:30 質疑応答 |
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