年次大会優秀研究賞

本学会では年次大会において、優秀な研究発表に対して「優秀研究賞」を設けております。

■受賞対象
年次大会において期限内に原稿を提出し、年次大会当日に発表された研究とします。
また、10件以上の発表をもって「優秀研究賞」の成立とします。

■選考方法
・賞の選考委員は、年次大会委員及び会長・副会長とします。なお、必要に応じて協議の上で、選考委員を追加する場合があります。
・期限内に提出された発表予稿に対して以下の5つの観点について、それぞれ5点満点で選考委員が採点します。採点時には、著者名・所属を除いた予稿を用います。

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新規性
      ・AI時代の教育に新しい知見の提案がなされている
有用性
      ・提案された知見が教育効果の向上・改善等に有益である
信頼性
      ・設定された問いと結論が対応しており、適切な研究方法が選択されている
了解性
      ・内容が読者に十分理解できるように分かりやすく、順序立てて明瞭に記述されている
発展性
      ・提案された知見がAI時代の教育の発展に有益である
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・上記の合計点の上位2〜3名を受賞候補者とします。

■今回の受賞者は次の通りです。

【第6回年次大会(2024年9月)
継続的に単元内自由進度学習を実施した際の学習方法に関する児童の意識
白𡈽瑞樹(水戸市立下大野小学校)/小林祐紀(放送大学)/北濱康裕(加賀市立片山津中学校)/ 西岡遼(ひたちなか市立佐野中学校)/岩崎啓子(茨城県立竹園高等学校)/ 小内慶太(宮代町立須賀小学校)/中川一史(放送大学)
生成AIを活用した不登校支援の試行−中学 3 年生の進路指導を中心とした実践から−
村上実優(オンラインフリースクール「シンガク」)/安井政樹(札幌国際大学)/佐々木雄紀(株式会社成基)/熊谷桃子(オンラインフリースクール「シンガク」)/小川閲(オンラインフリースクール「シンガク」)/小川晃導(オンラインフリースクール「シンガク」)
三角ロジックシートの活用初期における児童の活用に関する意識と表出の傾向
石井芳生(関西大学初等部)/小林祐紀(放送大学)/佐藤幸江(放送大学)/中川一史(放送大学)

■過去の受賞者(※第3回年次大会より「優秀研究賞」を創設)

【第5回年次大会(2023年9月)
低年齢の子どものインターネット利用に対する養育行動がインターネット依存に及ぼす影響- 子どもが家庭でのルールを守れなかったとき-
松尾由美(江戸川大学)/田島祥(東海大学)/坂元章(お茶の水女子大学)
低年齢の子どものインターネット利用に対する保護者の介入行動-デジタル・シティズンシップに関するこどもの知識や行動に対する保護者の理解との関連-
田島祥(東海大学)/松尾由美(江戸川大学)/坂元章(お茶の水女子大学)
振り返りに学び方への言及を取り入れた小学校算数科の単元開発
-振り返りを教育データとして蓄積できるWebアプリを用いた教育実践-
渡辺杏二(鹿嶋市立鉢形小学校)/小林祐紀(茨城大学)/森下純一(スズキ教育ソフト)
爲聰隆(スズキ教育ソフト)/鈴木広則(スズキ教育ソフト)/中川一史(放送大学)
【第4回年次大会(2022年9月)*成立せず
【第3回年次大会(2021年9月)
オンライン授業の学習データを用いた教師あり機械学習による学習状況分類に基づく学習支援についての一考察
蛯名航平(東京学芸大学教育学部)/高村浩輝(東京学芸大学大学院)
長沼将一(東京通信大学)/森本康彦(東京学芸大学)
1人1台端末を用いた授業と連動する家庭学習の試行
渡辺杏二(鹿嶋市立鉢形小学校)/小林祐紀(茨城大学)