【日本アクティブ・ラーニング学会第7回全国大会】【AI時代の教育学会2022年度第2回研究会】報告及び【AI時代の教育学会2022年度研究会活動概要】

研究会委員長:佐藤幸江(放送大学)

1.【日本アクティブ・ラーニング学会第7回全国大会】【AI時代の教育学会2022年度第2回研究会】報告

2023年3月21日(火:祝日)に,初のAL学会との合同開催ということで,【AI時代の教育学会2022年度第2回研究会】を対面とオンラインのハイフレックス開催いたしました.久しぶりの対面開催ということで,会場にはAL学会員の方々も含めて約40名が,そしてオンラインでも同数ほどのご参加を得て,無事に終了することができましたことをご報告させていただきます.
 
 GIGAスクール構想の実現の実施状況の格差が懸念され,「Next GIGA」についての模索がなされる中,本研究会では,本当に必要な学びとはどのようなものであるのかという問いをもとに,今回のテーマ「AI時代のアクティブ・ラーニング」を設定いたしました.安井政樹(札幌国際大学)先生には,「ChatGPTを活用した道徳学習の試行 」のご発表をいただきました.ここ2,3ヶ月で急速な成長を見せている対話型AIの開発により,予想以上に人工知能・AIなどの技術革新が急速に進んできていることを実感し,学校教育では今後どのように取り入れていくことができるのか,活発な意見交流が行われました.また,2本目の中村亮健(愛知教育大学教育学研究科)先生による「Society5.0に向けた小学校段階におけるAIリテラシー教育実践の効果―非認知能力に着目した授業実践に焦点を当てて― 」においては,AIリテラシーの定義やどのような学習内容や方法,小・中・高校の系統性等々,研究課題が明らかにされました.お二人の発表に続いて,今後の研究の蓄積・発表が期待されるようなセッションとなりました.

 最後になりましたが,本大会はAL学会の年次大会実行委員の皆様の多大なるご協力をいただくと共に,本研究会の委員,事務局の皆様のご協力で実施することができましたことを申し添えます。  
 今後の本学会の益々の発展を祈念しつつ、皆様の2023年度研究会へのご参加をお願い申し上げます。

2.【AI時代の教育学会2023年度研究会活動概要】

研究会は,当該研究分野に関しての講演会やシンポジウム,会員による研究発表会を行い,会員相互の研鑚に資することを目的としています.2023年度研究会の開催予定を以下のようにご案内いたします.会員の皆様のご参加をお願い申し上げます.

※以下の開催予定は,2023年4月28日現在のもので,今後日程,開催方法等は変更される場合があります.

◆第1回研究会 オンライン開催

2023年6月25日(日) 生成型A Iと教育をテーマに,講演及びシンポジウム

◆第2回研究会 AL学会との合同開催

2024年3月20日(水:祝日)研究発表会

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